「春日の教育」 |
本校は71年の歴史を重ねてきた伝統校で有り、活力ある生徒自身の手によって創り出される生徒会活動や学校行事等の活動に支えられ発展してきた学校です。その連綿と積み上げられてきた歴史を受け継ぎ、春日中生の気概を継承発展から充実深化へと導き、令和という新しい時代を切り拓く意欲に満ちた、人間力を備えた生徒の育成に心血を注ぎます。そのためには、この学び舎で、自律の精神に基づく生徒同士の質の高い豊かな人間関係のもと、切磋琢磨しあい、それぞれの目標に向かって互いに高めあう活動を通して、知・徳・体を磨き、永久に変わらぬ友としての絆を創ることがその基盤となります。日本人として育まれてきた良さ(思いやりの精神や他を尊重した立ち居振る舞い、挨拶など)を継承発展させ、人と人の信頼に裏打ちされた「絆」つくりこそ、学力・体力の向上やいじめを生まない自他の思いやりにあふれる心、心身たくましく健やかに伸びる生徒の基礎になるものと考えています。この絆づくりをコミュニティ・スクールを通して、教師・保護者・地域にまで広げ生徒を守り慈しみ育て見届けると共に、生徒同士も思いやりと誠意にあふれ、英知と創意を発揮し、たくましく生きる生徒の育成を目指します。
【学校経営方針】
「人間力」を育成するコミュニティ・スクールの創造
~学校・家庭・地域をつなぐ「鍛え・ほめ・育む教育」を通して~
〔学校教育目標〕
「社会とつながり、志をもって、自ら未来を切り拓く生徒の育成」
〔 重点目標 〕 (自律)・将来を展望した自己実現力の向上
・地域に役立つ社会貢献力の向上
(創造)・確かな学力の向上
(敬愛)・自他を思いやる精神の醸成
(健康)・基礎的な体力の向上
〔スローガン〕 為せば成る ~「強い意志」と「あきらめない心」~
具体的な目指す生徒像
○自分の目標を定め、自己の能力や可能性を最大限に発揮する生徒〈自己実現力〉
○地域社会の一員として、地域の役に立てる生徒〈地域貢献力〉
○自分の進路を実現させるために、学力の向上を目指す生徒〈確かな学力〉
○自分の身の回りの物や人を大切にしようとする心をもつ生徒〈自他を思いやる精神〉
○生活習慣を整えて、健康に過ごし、基礎的な体力の向上を目指す生徒〈基礎的な体力〉
具体的な目指す学校像「生徒を鍛え・ほめ・育む学校」
○生徒一人一人が安全安心に生活ができ、「出番」と「居場所」のある学校
○生徒一人一人の進路を実現するための「学力保障」に取り組む学校
○地域に貢献し、地域・家庭から信頼され、誇りに思われる学校
具体的な目指す教師像 <率先垂範し、見落とさない・見逃さない・見放さない教師>
○生徒一人一人の可能性を大切にし、生徒のことを一番に考えることのできる教師
○授業力を高め、生徒一人一人が「分かる」と感じる授業に取り組む教師
○礼儀正しく、心身ともに健康で、社会人としての資質が備わった教師
重点目標と主となる方策、評価方法、具体的な数値目標
①自己実現力の向上
○啓発的な体験活動
・職場体験 ・生き方講演会 ・マナー講座 ・上級学校訪問 ・進路学習会
・高校出前授業 ・オープンスクール参加 ・ようこそ先輩 ・著名人による出前授業
○総合的な学習の時間における進路学習
②社会貢献力の向上
○地域行事への参加
・全生徒による地域清掃ボランティア活動 ・部伍会による地域行事への参加・協力
・ボランティア部の活動 ・部活動ごとのボランティア活動
○大人参加型授業〔かすが塾〕の実施
(教育活動への地域・保護者参加)
③学力の向上(指導の個別化,学習の個性化の推進)
○鍛え・ほめ・育む教育の授業化
・一斉授業から個別最適な学びへの転換
・授業改善(わかる授業・定着の徹底)
・定期試験の工夫(日程・範囲・自学)
・指導方法工夫改善教員の更なる効果的活用を図り個に対応した指導の個別化、学習の個性 化を推進 する。
○家庭学習の充実
・家庭学習の推奨
・個に応じた課題の提供(共通課題〔MUST〕の縮減と自由課題〔MAY〕の増大
○朝学習タイム(15分学習)
○学習スペースの活用と長期休業中の補充学習・大学との連携
○小中・中大連携の取組(福岡女学院大学)
○「学びの記録」の活用(努力の見える化)
④自他を思いやる精神の醸成
○二大学校行事の生徒による自主運営の実施
○特別の教科道徳の実践
○生徒会活動とリンクした係活動の充実
⑤体力の向上(エネルギーアップ)
○寒走会(持久走大会)の開催
○保健体育科の補強運動
○部活動の活性化
○生徒会による昼休みの取組
○小中連携の取組
【コミュニティ・スクール春日中組織運営図】